「ソンタナ」応募ゲーム『Elephant park(エレファントパーク)』

アピールポイント:
 全プレーヤー同じデッキから豊富な展開に至るカードゲーム。


ゲーム概要:
 プレイ人数:3〜6 人
 プレイ時間:30 分程度


テーマ:
 タイの観光名所エレファントパーク。ここではいろいろな象の出し物を楽しめます。象のお絵描き、象のサッカーなど他では見られない出し物が目白押しです。
 あなたは象をトレーニングする象使いです。管理している象を昼夜2回のショーに出してできるだけ名声を稼ぎましょう。
 ただし他の象使いも同じように考えています。象を出す順番を考えたり、かしこさをごまかしたりして同業者を出し抜きましょう。


コンポーネント
 ゲームボードは複数の出し物の会場を表しており、それぞれの出し物には出せるカードの定員とポイント獲得条件が示されています(参考図 図1)。
 全員に同じセットのカードをプレーヤー用の山札として配布します(それぞれのカードが象1頭1頭を表します)。
 カードの表には1〜6 の数字が書かれており、そのカードの象のかしこさを示します。数字はプレーヤーごとに色分けされており、誰が出したカードかがわかるようになっています(参考図 図2)。
 これとは別に誰のものでもない無色の山札セット(2,2,3,3,4,4,9)があります。


ルール概要:
 ゲームは2ラウンド制です。
 各プレーヤー、受け取ったカードをよくシャッフルし、半分の枚数を手札にします。
 指定の場所に無色カードの山からをランダムに1枚置きスタートです。
 スタートプレーヤーから順に1枚ずつカードをボード上の出せる場所に表向きに出していきます。
(手持ちの象を出し物に割り当てるイメージです)
 カードを出した後、手札の補充は行いません。
 基本的には1 人1 枚ずつ順に出しますが、1の札と6の札は特殊札です。

  • 「1」のカードを出すと、追加でカードをもう1枚裏向きに出します。
  • 「6」のカードを出すと、次の人は裏向きにカードを出さねばなりません。

 全員の手札が無くなったら、空いているマスに無色カードを1枚ずつ出し、ボード上のカードを全部表にして得点計算をします。
 得点は出し物により獲得条件が異なります。
(例えば、「パレード」であれば「前にいる象全てと数字が違えば得点」、「サッカー」であれば「それぞれのチームの数字を合計し勝ったチームの象全員に得点」など。)
 ポイントを清算したらボード上のカードを全部取り除きます。これで1ラウンド終了です。
 各プレーヤーは残った山札カードを手札として同じことをもう1ラウンド行い、2ラウンドの合計ポイントが最も高いプレーヤーが勝利です。


ソンタナ様からのコメント:
 
 タイと言えばゾウ!とてもうれしいテーマです。
 とても完成度が高く、現時点ですでにゲームとしてほぼ完成しているように感じます。
 考えどころ・悩みどころがはっきりとしていて、ゲーム全体の見通しが非常によいです。
 ゾウがかわいい!